時にはスーパークリークのようにトレーナーを甘やかすのも良い、非常に良い。

「これを見てくれ」

演劇の名優（マックイーンの方ではない）も顔を真っ青にするような、顔を真っ青にする演技で彼に書類を渡す。長らく生徒会での活動で何千枚も書類を書いたり確認してきた私の偽造書類は彼の目にも見破れない。思惑通り彼は書類を確認すると、ショックを受けたように口を押えてうつむいた。時間を見るとこれまた作戦通り11時59分、エイプリルフールは午前までという制約を利用して、彼の嘘、つまりエイプリルカウンターを事前に防止しているわけである。笑いそうになる自分の顔を抑えるのに苦労しなければならなかった。

「どうする…？」

映画界で活躍する名優（マックイーンの方ではない）も自分の地位を脅かされるのではないかと不安に思うぐらいの、完璧に不安そうな様子を演じながら彼の様子の伺うと、しばらくして深刻に「そうか」とだけ言って、いきなり書類をまとめだす。ん？

「え？ どうした？」

彼の行動を目で追っていると、トレーナーの口からなんと今日海外のトレセン学園に一流のウマ娘へのトレーナーとしてスカウトしたいという書類が来たらしく、担当から外されたのならばもはや学校にいる理由はないというのだ。これにはさしもの私も焦った。緊急事態である。
こういうことに関しては嘘をつくトレーナーではないし、目が本気であった。

「な、何を…！？ ちょっと待て、や、約束はどうなるんだ！ 私の傍にいると言っただろう！ え？ 書類…いやそれはエイプリルフールで私が作ったんだ！ 本物にしか見えない？ いや、だからそれは…」

悲し気に首を振るトレーナーは私がどれだけ嘘かといっても信じてはくれない。私の精巧すぎる書面が逆に仇となっていた。一気に頭がパニックで満たされ、どう考えていいかも分からず、私にできることといえば彼を正面から抱きしめでどこにも行かないようにすることしかできない。

こんな脳が砂糖たっぷりの餡子で出来て頭皮が皮で出来た饅頭のような女子が考える三文芝居のようなことしかできない自分が恨めしいが、それしかできないほど私は絶望の淵に合った。何とかせねば本当に私は地の底に落ちることになる、彼のいない日々など。

「行かないでくれ…頼む…私には貴様が必要なんだ…貴様だって、私を…」

そういって力を込めてると、ふと彼の手が私の頭を撫でた。顔を上げて見ると、彼が優しく微笑んでいる。ここで私は彼に一杯食わされたことを自覚せねばならなかった。

「…嘘か？」

彼が頷くと、全身から集めた安堵の感情が一気に息と共に吐き出されるのを感じた。と同時に彼の胸を軽くたたいていく。

「き、貴様…貴様というやつは…こういう悪趣味な嘘をつくとは思わなかったぞ…それに嘘は午前中だけだ痴れ者め…今は正午すぎて一分だぞ…」

そういうと彼は、そこら辺は嘘ではないというとすぐそばのシュレッダーを顔を向けた。スカウト自体は本物でその場で断ったらしい、なのである意味嘘じゃないからセーフだというのだ。なんだそれはといいたくなるが、仕掛けたのはこっちなので文句も言えない。

「貴様には叶う気がしないな…いろいろと…」

そう言って彼に体重を預けて、目を合わせる。

「貴様のせいで、どっと疲れたぞ…嘘じゃない証をくれ」

体に彼の腕が回されるのを感じながら目を閉じる、そのまま嘘ではない本当の

「エアグルーヴー！ 頼みがあるんだけどー！ ボクのトレーナーったら嘘を信じてゴールドシップと一緒に海底に不治の病を治すイクラを取りにいっちゃ…って…」

と、そこに慌てた様子でトウカイテイオーが入ってきて抱きしめ合う私たちと目が合う。一応時計を見て「エイプリルフールじゃないよね」、と言ってくるそんなわけあるか。

「わーーー！ エイプリルフールだし許してーー！」

「待てっ！ そもそもお前はトレーナーに何を言ったのだ！」

ナイス疲労

出たな脳味噌砂糖菓子

お休み前の脳味噌激甘女帝ありがたい…

深夜の女帝怪文書は肩や腰の痛みにスーッと効いてくれる…

出た、疲れと甘ったるい匂いがするからすぐわかる
これで今日も快眠できる...

アンタの女帝を待ってたんだよ！
昨日も最高でしたありがとうございます！

(漂着してるﾃｲｵｰﾄﾚｰﾅｰ)

この糖分は健康に良いことをここ数日実感してる

エイプリルフールで書いていたら5000文字越えちゃって何とか凝縮した卑しいやつです
女帝は嘘が下手そうだと個人的に思っています

女帝怪文書は疲れた体に沁みる

女帝怪文書は血糖値と血圧を正常値にしてくれるからすき

女帝はアンパンマンかなんかか…？

これは女帝に憧れる脳味噌スイーツなただの少女ですな
私の好物です

最初に計画してた奴が全部自分に跳ね返ってきてる…

ナイス疲労
今日も糖分補給できて快眠できる

このトレーナーさんに男性的魅力で勝てる男は一体日本に何人いるのか

というか海外からスカウトされるトレーナーは優秀だな…

生きがい

具体的にどんな約束をしたんだえ〜？
わたし一押しのカップルです

脳に砂糖菓子が回ったから寝る

よく考えたらトレーナーさんガチンコ新人なんだよな…

新人の姿か…？これが……

ありがとうありがとう
これで快眠できるよおやすみ…

基本的にこのトレーナーさんはエアグルーヴに年上の男性って感じなのいいよね…

トレセンは基本新人が生涯専属トレーナーになるし…

パパとママが寝床でハッスルしてるとこに飛び込んできた子供みたいなテイオーかわいい…

いいよね
気負って使命感で生きる女の子をいいから女の子だけやってればいいんだよって砂糖漬けにして甘やかすの

>トレセンは基本新人が生涯専属トレーナーになるし…
実績あるベテラントレーナーとかどうしてんだろうと思ったけど
普通に同期とかと結婚して普通にトレーナーやってんのか…

このトレーナーは女帝を女帝としながら女の子としても甘やかしているから強い…

もしかするとテイオートレーナーも激重だな？

女帝怪文書を摂取すると血糖値スパイクで簡単に寝落ち出来るから助かる

いいですよね女帝が欲しいと思ったら30万近くのアクセサリーでもさらりとプレゼントするトレーナー

>いいですよね女帝が欲しいと思ったら30万近くのアクセサリーでもさらりとプレゼントするトレーナー
いいなー私もそういうトレーナーさんにスカウトされたいー
っていうウマ娘に色々話聞かれるんだ…

>もしかするとテイオートレーナーも激重だな？
なにっ！ テイオーが病気…！？で嘘とも思わずゴールドシップとスキューバダイビングするんだ…

学園はウマ娘に将来有望な若い男を宛がう繁殖の場だから

いやテイオーが病気で治そうとするのは分かるが
それでダイビングしてイクラ探しに行くボンクラはゴルシトレーナーだけだよ！
医者探せよ！

おそらくゴルシが仕組んだと思われる

嘘をつけない脳みそスイーツな女帝は連勤でくたびれた身体に活力をもたらすのでもっとやれ

サトちゃんのサポートイベだとなんだかウマ娘が産まれる事が名家のステータスの一つみたいな話が出てて
おおぅ…ってなるなった

女帝怪文書は見ると安眠をもたらすことは学会で証明されているからな…

おいエアグルーヴ
そろそろ園児服返してほしいんやけど…

>>いいですよね女帝が欲しいと思ったら30万近くのアクセサリーでもさらりとプレゼントするトレーナー
>いいなー私もそういうトレーナーさんにスカウトされたいー
>っていうウマ娘に色々話聞かれるんだ…
ここでうっかり私も副会長のトレーナーさんの担当バになりたいです〜と口を滑らす娘が

>いいですよね女帝が欲しいと思ったら30万近くのアクセサリーでもさらりとプレゼントするトレーナー
お金がたりないなら私が増やしてあげますよ！

>ここでうっかり私も副会長のトレーナーさんの担当バになりたいです〜と口を滑らす娘が
副会長に四つにたたまれて便所雑巾になるもよし
スパダリトレーナーに傷にならず後もひかないような断り方されそう

えー？
でも複数掛け持ちしてるトレーナーさんもいますよ？

>>いいですよね女帝が欲しいと思ったら30万近くのアクセサリーでもさらりとプレゼントするトレーナー
>お金がたりないなら私が増やしてあげますよ！
オイオイオイ女帝から雑巾にされるわ

ｻｲｷﾝｴｱｸﾞﾙｰｳﾞｶﾞｲｯﾂﾓﾄﾚｰﾅｰﾄｲﾁｬｲﾁｬｼﾃ
ﾎﾞｸｶﾞｲﾙﾄﾜｻﾞﾄｶｵﾋﾟﾝｸﾆｼﾃﾋｮｯﾄｺﾐﾀｲﾅｸﾁﾃﾞﾁｭｰﾄｶｼﾃﾙﾝﾀﾞ
ﾐｾﾃｳﾚｼｲﾌﾟﾚｲﾅﾉｶﾅ…

副会長の目からハイライトが消えた

>なので彼は私と離れ離れになることとに慌て、絶望し、行かないでくれと懇願することは火を見ることに明らかである。そこに私が真実を告げ、地の底から天へと昇るような気持ちになった彼はエアグルーヴには叶わないなと口にするであろう。
このでけぇ敗北フラグが